【note更新】「女だけど」にんにくを食べる私がすきだった

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ちょこちょこ更新する予定なので、ぜひ読んでね。

この記事は、noteで書いた記事の転載です。

 

「女だけど」にんにくを食べる私がすきだった

ある日の夕方、パートナーのたいちゃんに「引きこもり」と言われたその日の夕方。

まだ日の落ちないうちに、にんにくたーーっぷりのやつやっちゃうぞ!という気持ちになって近所のらーめん屋にひとりで向かった。
その日は「これから何の仕事でめし食っていくかなー」「とりあえずはバイトかなー」「引きこもりじゃねぇし!ってか、引きこもって何が悪いんだ」という気持ちがぐるぐるしてて、とにかく「今日はやっちゃうぞ!」という気持ちだったので、辞めたたばこも持参でラーメン屋に向かった。

食べたそばから不健康になりそうな、ちょっとチープでおもちゃっぽいらーめんに生のにんにくを3ついれてホッと一息。

「これこれ。これぐらい不健康な感じじゃないと」

ふと店内を見回すと、店員含め私以外は全員男性。
「ん?なんか懐かしい。なんだろう…」

私は昔から、いや、小学生の途中くらいから男だらけの中にひとりで存在しているのがすきだった。
男の子になりたくて、PUMAとかadidasとかの服を着て、得意でもないドッチボールに明け暮れてた。投げられたボールをキャッチすることさえできないのに…

大学生になってもそうだった。男と一緒に飯を食い、たばこを吸い、きゃぴきゃぴしてる女子たちを馬鹿にする。「お前は女ちゃうからなー!」と男たちに言われ、「何言うてんねん!脱いだろかー!」とか返しながら、喜んでいた。

それをわたしはつい最近まで、自分は”男っぽい”人間だからだと思っていた。”男っぽい”私は、男たちと一緒にいるほうが心地いいんだと。

でもそれはちょっと違った。
私は優越感に浸っていたのだ。「私は他の女とは違う。男たちの中にいても自然に馴染めるような人間なんだ」と。

「女だけど」たばこをガバガバ吸っちゃう自分がすきだった。「女だけど」いつでもにんにく食べちゃう自分がすきだった。「キャッキャ言ってる女たちよ、お前たちにはできまい」思っていた。

一番「女らしさ」とか「男らしさ」に囚われてたのは私だった。あのとき、私が馬鹿にしていた女の子たちのほうがちゃーんと自分のやりたいことをやって人生楽しんでいたんだなあと思う。

にんにくがなんだ。たばこがなんだ。

たばこは辞めた。
でもにんにくは今でも大好き。

あ、でも化粧も結構すき、短い爪にするネイルも。あとかわいい猫の動画もすき。

やっと、自分の本当にすきなものが分かり始めたみたい。